これまで外食をしたいというとき、ひとりでも入りやすい店とそうでない店がありました。入りやすい店というのは、カウンターがあり、人目を気にせずに食べられる店です。本来はひとりだからといって人目を気にすることはないのですが、4人はゆったり座れるテーブル席にひとりで利用するのは気が引けますし、順番を待っている人がいるとどうしても気になるものです。
近年、東京の焼肉店でも、ひとりで来店できる店が増えつつあります。ひとり専門の店もありますが、どうしてもさっさと食べて出なければならないような雰囲気があります。しかし、大人数で来店するようなスタイルの店であっても、カウンターのある店であれば比較的ゆっくり楽しむことができます。東京の焼肉店は、高級店でもこのように「おひとりさま」を大事にする店が増えているようです。
もともと東京は人口が多いといっても、ひとり暮らしが多いといわれています。ひとり暮らしであると外食がしにくいと思っている人も多いのですが、焼肉店に目を向けてみましょう。高級店では、ゆっくりお酒を飲みながら楽しむ、おひとりさまが増えています。時間もお金もすべて自由に使えるため、人生を謳歌しているようです。焼肉は複数人でなくても十分に楽しめます。